各種検査・迅速検査
各種検査・迅速検査

お子さまが突然発熱したり、体調を崩したりしたとき、「どのような検査をするのだろう」「痛い検査をされないかな」と不安に感じる保護者の方も多いと思います。
当院では、お子さまの身体的・心理的な負担をできるだけ少なくすることを大切にしています。丁寧な問診と診察を行い、検査の必要性や目的をご説明したうえで、診断や治療に必要な検査を選択します。
痛みの少ないAI搭載インフルエンザ検査機器「nodoca(ノドカ)」、超音波画像診断装置(エコー)、各種迅速抗原検査などを活用し、発熱、腹痛、嘔吐、下痢、アレルギー症状などを幅広く診療します。
1.
必要性を見極めた、負担の少ない検査
検査をすれば、必ず病気の原因が分かるとは限りません。当院では、顔色、呼吸状態、のどや耳の所見、胸の音、お腹の状態などを丁寧に診察し、検査結果が診断や治療方針に役立つと判断した場合に検査をご提案します。
2.
迅速検査を活用した診療判断
インフルエンザ、RSウイルス感染症、溶連菌感染症、アデノウイルス感染症、新型コロナウイルス感染症などの迅速検査に対応しています。症状、発症からの時間、年齢、地域の流行状況などを踏まえ、医師が必要と判断した場合に迅速検査を行います。検査によっては、受診当日に結果をご説明し、お薬やご家庭での過ごし方をご案内できます。
3.
お子さまの気持ちに寄り添う
プレパレーション
検査の前には、年齢や発達に合わせて、これから何をするのかを分かりやすく説明します。やさしい声かけや気持ちの切り替えを助ける工夫を行い、お子さまができるだけ安心して検査を受けられるよう努めます。
4.
総合病院・専門医療機関との連携
X線検査(レントゲン)、CT、MRIなどの画像検査、専門的な精密検査、入院治療が必要と判断した場合には、地域の総合病院や大学病院へ速やかにご紹介します。
鼻の奥を綿棒でぬぐわない、痛みの少ないインフルエンザ検査。
nodocaは、専用カメラで撮影した咽頭画像と、体温や症状などの診療情報をAIが解析し、インフルエンザに特徴的な所見や症状を検出する医療機器です。鼻の奥に綿棒を入れる必要がなく、判定開始から数秒~十数秒程度で結果が得られます。
nodocaの結果だけで確定診断を行うものではなく、症状や診察所見などと合わせて医師が総合的に判断します。
nodocaは、原則として6歳以上のお子さまを対象としています。6歳未満のお子さまには、症状や経過に応じて従来の迅速抗原検査などを検討します。
放射線被ばくがなく、痛みの少ない画像検査。
お腹や首などにゼリーを塗り、プローブと呼ばれる機器を当てて体内を観察します。放射線を使用しないため、必要に応じて乳幼児にも実施できる検査です。
腹痛、嘔吐、腸重積症や急性虫垂炎が疑われる場合、腹部のしこり、リンパ節の腫れなどの評価に用います。検査結果によっては、総合病院での追加検査をご案内します。
炎症、貧血、脱水などを評価します。
発熱が続く、ぐったりしている、顔色が悪い、食事や水分が取れない場合などに、白血球数、CRP、貧血、肝機能、腎機能、血糖、電解質などを調べます。
必要な検査項目を選び、できるだけ少ない採血量で実施できるよう配慮します。
発熱、尿路感染症、腎臓の病気を調べます。
原因のはっきりしない発熱、排尿時痛、頻尿、血尿、蛋白尿、学校検尿の異常などがある場合に行います。乳幼児では、発熱の原因として尿路感染症が隠れていることがあります。
必要に応じて尿培養検査を行い、原因菌や有効な抗菌薬を確認します。
下痢が長引く、血便や粘液便がある、強い腹痛がある場合などに、便培養、便潜血、ウイルス抗原検査などを行います。検査内容によっては、ご家庭で採取した便をお持ちいただきます。
多くは15~30分程度で判定します。
症状や流行状況に応じて、インフルエンザウイルス、RSウイルス、ヒトメタニューモウイルス、アデノウイルス、A群β溶血性レンサ球菌、新型コロナウイルスなどを調べます。
検査には適切な実施時期があり、症状が出てすぐの場合や病状によっては検査を行わないこともあります。結果だけでなく、診察所見を含めて治療の必要性を判断します。
食物アレルギー、アトピー性皮膚炎、アレルギー性鼻炎などが疑われる場合に、食物、ダニ、ハウスダスト、花粉などに対する特異的IgE抗体を調べます。
血液検査が陽性であることだけでは、原因アレルゲンとは断定できません。実際の症状、食べられている量、発症時の状況などを確認し、不必要な除去食を避けながら診療を進めます。
症状が長引く場合や、重い細菌感染症が疑われる場合には、咽頭、鼻汁、尿、便などを採取し、外部の臨床検査機関で詳しく調べます。
細菌培養同定検査では原因菌を確認し、薬剤感受性検査では、どの抗菌薬が効きやすいかを調べます。PCR法などの核酸増幅検査は、病原体の遺伝子を検出する検査です。
検査を行うかどうかは、年齢、症状、発症からの時間、流行状況などを考慮して判断します。必ずしもご希望の検査を実施できるとは限りませんが、検査が必要な理由、行わない理由についても分かりやすくご説明します。
長引く発熱、腹痛や嘔吐、下痢、尿の異常、アレルギー症状など、気になることがありましたらお気軽にご相談ください。
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